国際ジェンダー学会 International Society for Gender Studies

年次大会

国際ジェンダー学会 2026年大会のご案内 第3報

2026年9月12日(土)・9月13日(日)

東京科学大学大岡山キャンパス

2026 年 8 月 4 日

大会実行委員長挨拶

 国際ジェンダー学会2026年大会が、9月12日(土)・13日(日)に東京科学大学大岡山キャンパスにて開催されます。学会大会は、研究成果を共有し、会員相互の交流を深める貴重な機会であるとともに、個人やグループによる研究を学会内外へと開き、新たな展開へとつなげる契機でもあります。交通アクセスにも恵まれた大岡山キャンパスでの開催が、こうした研究交流のさらなる広がりに寄与することを期待しております。

 昨年に引き続き発表機会を確保するため、個人発表は2日間に分けて実施いたします。同時間帯の開催は4部会となりますが、会場を西9号館E棟3階に集約したことで、参加者の皆様には移動しやすい環境となっています。個人発表Ⅰは9月12日(土)12時~14時、個人発表Ⅱは9月13日(日)10時~12時の2枠で実施いたします。

 ラウンドテーブルディスカッションは、9月12日(土)の午後、個人発表Ⅰの後に短い休憩をはさんで、14時15分~15時45分に行います。各グループが蓄積してきた研究とその成果を発表します。5つの多彩なテーマとなりましたので、それぞれ関心のある部会にご参集ください。

 また、9月12日(土)16時~17時45分は、シンポジウム1「インターセクショナリティとジェンダー――フィールドからの検討」を開催します。インターセクショナリティ(交差性)の概念が、社会課題を理解するうえでどのような視座をもたらし、考察を深めるのか。本学会会員が取り組んできた多様な研究テーマ、具体的には、移住・移民、災害、障害、性的マイノリティ、リプロダクティブ・ジャスティスなどを題材として検討し、この概念の開く可能性を議論します。

 9月13日(日)の14時30分~16時45分には、シンポジウム2「ダイバーシティ:ジェンダーから思考する多様な社会――大学からの発信」を開催します。国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)によって開始された「女性研究者支援モデル育成」事業は、ジェンダー問題を多様なマイノリティの課題と接続し、事業名称や制度を変えながら継続され、大学におけるダイバーシティに影響をもたらしました。本シンポジウムでは、改めて大学においてダイバーシティを推進することの意味を問い直し、大学のダイバーシティ推進が何を目指すのか、さらに研究力の強化とどのように結びつきうるのかについて、その意義と課題を再検討します。

 懇親会は1日目の18時、総会は2日目の9月13日(日)12時45分から開催します。ぜひ多くの皆様にご参加いただき、交流を深めていただければ幸いです。

 本学会を開催するにあたり、本大会に参加してくださる皆さま、大会運営を担ってくださる実行委員の皆さま、アルバイトの皆さまのご尽力に感謝申し上げます。さらに、アルバイト学生をご紹介くださった本学工学院の三浦智准教授、本学卒業生でもある藤井会員をはじめ、DE&Iサポーターへの周知など大会運営を支えてくださった本学社会連携・DE&I本部DE&I部門の教職員および関係者の皆様にも、心より御礼申し上げます。

 例年同様、本年も国際ジェンダー学会倫理綱領を遵守し、真摯かつ闊達な研究交流の場となるよう大会運営に努めてまいります。本大会が参加者の皆様にとって実り多い二日間となりますことを願うとともに、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

2026 年8月

国際ジェンダー学会2026年大会実行委員長

菅野摂子

国際ジェンダー学会2026年大会 会場までのご案内

【会場】

  東京科学大学大岡山キャンパス西9号館2階、3階(懇親会:西5号館2階「つばめテラス」)

    受付:西9号館2階ディジタル多目的ホール横(メディアホール付近)

        9月12日(土)11:30~

        9月13日(日)  9:25~

【所在地】 〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1 東京科学大学

【アクセス】 最寄り駅 大岡山駅(東急大井町線・目黒線)

           大岡山東地区 正門まで徒歩1分

           緑が丘駅(東急大井町線)

           大岡山北地区 緑が丘門まで徒歩1分

           緑が丘地区 西門まで徒歩3分

           石川台駅(東急池上線)

           石川台地区 南門まで徒歩7分

◯交通アクセス

キャンパス案内図

会場:大岡山キャンパス西9号館

   下記URLのマップの22番にあたります。

   (https://admissions.titech.ac.jp/0/access/ookayama/ookayama

会場について

  • 個人発表、ラウンドテーブルディスカッション(以下RTD)、シンポジウムなどの催しは西9号館で行います。懇親会は向かいの西5号館2階の「つばめテラス」で行います。
  • 総会およびシンポジウム2(2日目)は、西9号館E棟2階(地上階)の「ディジタル多目的ホール」で行います。
  • 西9号館はE棟・W棟に分かれています。実行委員および学生アルバイトの控室のみW棟(2階)となります。

受付場所について

  • 12日は、日本遺伝学会の市民公開講座もディジタル多目的ホールで行われるため、ディジタル多目的ホール前には、日本遺伝学会と国際ジェンダー学会の2つの受付ができます。国際ジェンダー学会の受付は、奥側のメディアホール付近に設置します。

■大岡山駅から会場へのアクセス

*改札口(1箇所)を出て、すぐ左手に交差点があり、斜めに渡ると正門があります。

 正門を入り、右手に進むと三角形のチーズケーキのような建物(図書館)があります。

 この建物を右手に、坂を下ると見えてくる円柱型のホールが付属した建物(西9号館)が会場です。ホールに向かって左手に入口があるので、そちらまでお進みください。

■ 緑が丘駅から会場へのアクセス

*改札口(1箇所)を出て左手から、高架下の駐輪場を進むと通用門があります。

 通用門を入り、橋を渡ってまっすぐ進むと右手にトンネルがあります。

 トンネルを通り正面に見える建物(西9号館)が会場です。建物沿いに坂をのぼって、円柱型のホールを越えた先を右に曲がると入り口があるのでそちらまでお進みください。

昼食・お食事処

  • 改札口付近に、ナチュラルローソン、リトルマーメードがあり、少し奥にファミリーマートがあります。
  • 信号を渡ると、別方向にはなりますが、エクセシオール、マクドナルドがあります。
  • 学内はセブンイレブン、学食(2か所)は休業ですが、シアトルエスプレスカフェのみ12日(土)の11時~17時に開いています。ただし、別の学会も開催されているため、混雑が予想されます。駅付近での購入をお勧めします。
  • 大学付近には洋食系、エスニック、和食などお食事処がたくさんあります。飲食案内MAPは後日お配りします。

会場配置図

※オールジェンダートイレ/バリアフリートイレ(「障害者WC」と表示されているトイレ)は、ディジタル多目的ホールの向かいにあります。また、W棟の1階にも同様のトイレがあります。

学内施設

  • 自動販売機はW棟の1階にありますが、アプリからの購入のみとなるため、飲み物は駅付近でお買い求めください。
  • 会員交流スペースは、1日目は西9号館E棟3階W9-321、W9-324(15時まで)、2日目はW9-325、W9-326です。また2日目の12時以降は、ディジタル多目的ホール横のコラボレーションルームもご使用いただけます。
  • 西9号館E棟2階から西9号館W棟2階への渡り廊下の横にフリースペースがあり、自由に利用できます。ただし、予約ができないスペースのため、すでに利用されている場合もあります。
  • Wi-Fiは、eduroamが使えます。学会用のWi-FiのSSIDとパスワードは開催日当日にお伝えします。配布された用紙はなくさないようにご注意ください。

国際ジェンダー学会2026年大会タイムテーブル

*大会要旨集はこちらからご覧ください。

【9月12日(土) 1日目】

11:30 ~       参加者受付開始 (西9号館E棟2階、ディジタル多目的ホール横)

12:00 ~ 14:00   個人発表Ⅰ (W9-322、W9-323、W9-326、W9-327)

14:00 ~ 14:15   休憩

14:15 ~ 15:45   ラウンドテーブル(W9-322、W9-323、W9-325、W9-326、W9-327)

16:00 ~ 17:45   シンポジウム1 (W9-324)

18:00 ~ 19:40   懇親会 (西5号館2階「つばめテラス」)

【9月13日(日) 2日目】

09:25 ~        参加者受付開始(西9号E棟2階、ディジタル多目的ホール横)

10:00 ~ 12:00  個人発表Ⅱ (W9-322、W9-323、W9-326)

12:45 ~ 14:15  総会 (ディジタル多目的ホール)

14:30 ~ 16:45  シンポジウム2(ディジタル多目的ホール)

1日目: 個人発表Ⅰ

9月12日(土)12:00~14:00  W9-322、W9-323、W9-326、W9-327

(西9号館E棟3階)

個⼈発表<グループA>: W9-322

座長: 大橋史恵(お茶の水女子大学)

1. 金澤真実(帝京大学)
ケイパビリティ・アプローチによる障害女性のアクセシビリティとジェンダー規範―バングラデシュにおける外出・在宅空間の比較分析―

2. 近田佳乃(神戸大学大学院国際文化学研究科)

シャラフ(名誉)概念のトランスナショナルな展開と還流: チュニジア人活動家アミーナ・サブウィーの事例から

3. 横山道史(立正大学)

「人新世」とフェミニズム エコフェミニズムによるディープ・エコロジー批判を手掛かりに

4. 本山央子(お茶の水女子大学)

欧州右派政治における「反ジェンダー」と「反移民」の交差

個⼈発表<グループB>: W9-323

座長: 伊藤るり(一橋大学・名誉教授)

1. 新倉久乃(和光大学)

移住女性の自助ネットワーク継承 在日タイ人支援組織に埋め込まれたジェンダーの視角から

2. 小谷幸(日本大学)

家事・ケア労働のディーセント・ワークに向けた米国カリフォルニア州の挑戦 民間雇用の家事労働者と使(利)用者の連携(coalition)

3. 根本浩希(東北大学文学研究科)

交差的な生を生きることの希望―日本におけるクィア移民の集合的実践に着目して―

4. 尹鉁喜(群馬県立女子大学)

韓国在住脱北者の多層的アイデンティティと体制移住⺠としての適応

個⼈発表<グループC>: W9-327

座長: 横山美和(都留文科大学)

1. 仁科薫(大妻女子大学)

日本と韓国における子どもに対する教育をめぐる意識におけるジェンダー差

2. 李俊儀(神戸大学大学院人文学研究科)

代理母にとっての「合理的選択」とは何か――リプロダクティブ・ジャスティスの視点から代理母の生殖選択を再検討する

3. 小林まり(つくば国際大学)

特定妊婦の問題と支援に関する文献検討

4. 小林咲嬉(お茶の水女子大学大学院)

公立中学校の生徒会活動に見るジェンダー関係の諸相 ――⻑野県X市⽴Y中学校を事例に――

個⼈発表<グループD>: W9-326

座長:鵜澤由美子(明星大学)

1. 跡部千慧(東京都立大学)

「ジェンダー平等教育」は女性教員にとってどのようなキャリア経験だったのか――1980~1990年代の小学校教育実践をめぐる聞き取り調査から

2. 樋熊亜衣(九州大学)

日本における女性研究者支援研究の動向と課題: スコーピングレビューによる体系的整理

3. 木村育恵(北海道教育大学)、河野銀子(九州大学)、田口久美子(和洋女子大学)、池上徹(関西福祉科学大学)、高野良子(植草学園大学名誉教授)、井上いずみ(公立学校教員)、酒井秀翔(東京大学大学院)、小林咲嬉(お茶の水女子大学大学院)

小学校教員における性別職務分離(1)既存データによる基礎的整理をもとに

4. 木村育恵(北海道教育大学)、河野銀子(九州大学)、田口久美子(和洋女子大学)、池上徹(関西福祉科学大学)、高野良子(植草学園大学名誉教授)、井上いずみ(公立学校教員)、酒井秀翔(東京大学大学院)、小林咲嬉(お茶の水女子大学大学院)

小学校教員における性別職務分離(2)校務分掌と日常的労働に着目して

ラウンドテーブルディスカッション

9月12日(土)14:15~15:45 

W9-322、W9-323、W9-325、W9-326、W9-327

(西9号館E棟3階)

ラウンドテーブルディスカッション1 : W9-322

「生活クラブにみえる天野正子と/のエコフェミニズム サブシステンスに注目して」

企画者・司会 : 上村協子(東京農工大学)

話題提供者      : 森田系太郎(立教大学)

コメンテーター: 萩原なつ子(立教大学)

ラウンドテーブルディスカッション2 : W9-325

「デジタル時代における女性のメディア実践: 親密性・身体文化・自己表現の現在」

企 画 者:  メディアとカルチャー分科会/田中洋美(明治大学)、小林直美(愛知工科大学)

話題提供者:  劉昕(明治大学大学院)、シドレンコ・アナスタシア (明治大学大学院)、

        範思斉(早稲田大学大学院)、LIANG YUXIN(明治大学大学院)

司   会:  葉蓁(明治大学)

ラウンドテーブルディスカッション3 : W9-326

「<レズビアン>表象とQueer Domesticity」

企 画 者:  長島佐恵子(中央大学)

話題提供者:  長島佐恵子(中央大学)、赤枝香奈子(追手門学院大学)、菅野優香(同志社大学)

        佐々木裕子(杏林大学)

司   会:  長島佐恵子(中央大学)

ラウンドテーブルディスカッション4 : W9-323

「はみ出るセックスワーク―労働概念・公衆衛生・権利保障―」

企 画 者:  浅野恵里奈(横浜国立大学大学院国際社会科学府)

話題提供者:  浅野恵里奈(横浜国立大学大学院国際社会科学府)、田丸りりぃ(関西大学人権問題研究室)、

        富田ららさ(シンガポール国立大学日本研究学科)

司会・討論者: 青山薫(神戸大学国際文化学研究科)

ラウンドテーブルディスカッション5 : W9-327

「ジェンダー化された経験とその変容―フェミニスト・エスノグラフィーの方法論的可能性を検証する」

企 画 者:  藤掛洋子(横浜国立大学)

話題提供者:  藤掛洋子(横浜国立大学)、橋口奈奈穂(横浜国立大学大学院都市イノベーション学府)、

        趙冠農(横浜国立大学大学院都市イノベーション学府)、

        任賀瑩(横浜国立大学大学院都市イノベーション学府)、

        María Auxiliadora Barboza Gutierrez(横浜国立大学大学院都市イノベーション学府)

討 論 者:  江藤双江(獨協大学)

        幅崎麻紀子(アール医療専門職大学)   

司   会:  藤掛洋子(横浜国立大学)

シンポジウム1 : W9-324

2026年9月12 日(土)16:00~17:45 W9-324

「インターセクショナリティとジェンダー――フィールドからの検討」

趣旨

インターセクショナリティ(交差性)概念が改めて注目されている。この概念は、いまや、フェミニズム、ジェンダー、SOGIに関連する社会課題・問題を分析する際に、必要不可欠になっている。

そこで、国際ジェンダー学会の会員が取り組んできた移住・移民、災害、障害、性的マイノリティ、リプロダクションなどに関わるフィールドにおいて、ジェンダーと多様な要素がいかに交差しているか、そこではインターセクショナリティ概念が、いかなる気づきをもたらし、考察を深化させるのかを議論する機会として、このシンポジウム1を企画した。

インターセクショナリティ概念が新たな分析を拓く可能性について議論したい。

司     会:    柘植あづみ (明治学院大学・会員)

登  壇  者:1. 池田恵子(静岡大学・会員)  多様な被災者をめぐる可視化と不可視化

        2. 欧陽珊珊(立命館大学・会員) 障害女性におけるSOGIをめぐる抑圧

        3. 田中雅子(上智大学・会員)  移民女性のリプロダクティブ・ジャスティス

コメンテーター: 内田賢(一橋大学・会員)、柘植あづみ (明治学院大学・会員)

懇親会(要申込)

9月12日(土)18:00~19:40 西5号館2階「つばめテラス」

2日目: 個人発表Ⅱ

9月13日(日)10:00~12:00  W9-322、W9-323、W9-326、

(西9号館3階)

個⼈発表<グループE>: W9-323

座長: 藤掛洋子(横浜国立大学)

1. 本間まり子(早稲田大学)

意思決定への女性の参加にかかるアンコンシャスバイアス 四国の地域開発事業に関わる女性たちの語りに基づく考察

2. 池田恵子(静岡大学)

子育ての視点による防災活動とその担い手

3. 江藤双恵(獨協大学)

「誰がケアの費用を負担するのか ―『国家予算に頼らない福祉』のジェンダー分析―」

4. 齋藤百合子(大東文化大学)

多文化共生と地域社会の包摂におけるジェンダーの役割 埼玉県在住タイ人グループの活動事例から

個⼈発表<グループF>: W9-322

座長: 小林直美(愛知工科大学)

1. 楊天儀(横浜国立大学都市大学院イノベーション学府 博士過程)

「女性の逃離」はいかに語り直されるのか 自らの経験を「逃離」と名づける女性たちの事例から

2. 金豆(立命館大学文学研究科)

清末中国における日本ジェンダー知識の受容と再構築 ――孫清如編『女子師範講義』を媒介にして

3. 萩原千晶(和洋女子大学)

広告における「男性いじり」と「女性いじり」への評価の差 自由記述のテキストマイニングによる検討

4. 高馬京子(明治大学)

ファッションを通してメディアで構築されるジェンダー規範 日本とフランスにおける「外見差別」を巡って

個⼈発表<グループG>: W9-326

座長: 武内今日子(関西学院大学)

1. 髙橋香苗(名城大学)

性的多様性をめぐる受容的態度と大学環境の認識 ―地方私立大学における学生実態調査から

2. 二見優心(上智大学大学院)

「非二元的なあり方」はいかにして成立するか――非シスジェンダー当事者による、ジェンダー表現の語りに着目して

3. 呉亦悦(北海道大学大学院文学院)

トランス女性が追求する女性像――中国の当事者の実践からみる「パス」の複層性

4. 陳睿晶(立命館大学)

「いかに生きるか」を語る
――中国のアセクシュアル当事者による家族への自己伝達

総会(12 : 45-14:15)ディジタル多目的ホール(会員のみ)

シンポジウム2 : ディジタル多目的ホール

2026年9月13 日(日)14:30~16:45 ディジタル多目的ホール

「ダイバーシティ:ジェンダーから思考する多様な社会――大学からの発信」

趣旨

2006年に国立研究開発法人科学技術振興機構(以下、JST)が開始した「女性研究者支援モデル育成」事業は、本年で開始から21年目を迎える。これまでに、のべ約150機関が採択され、共同実施機関を含めて200を超える機関が本事業に参画してきた。2015年には事業名称が「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ」へと変更され、対象および理念はより広範な射程をもつものへと拡張された。

他方、大学にとどまらず、社会全体においてダイバーシティ推進は重要な政策課題となり、企業や官公庁においても女性参画の促進や情報公開が求められている。ジェンダー問題は性的マイノリティをはじめとする多様なマイノリティの課題とも接続され、ダイバーシティをめぐる議論は社会的にも学術的にも多様化しつつある。

 こうした状況を踏まえ、本シンポジウムでは、改めて大学においてダイバーシティを推進することの意味を問い直すことを目的とする。加えて、大学におけるダイバーシティ推進が何を目指すのか、そしてそれが研究力の強化とどのように結びつきうるのかについて、その意義と課題を再検討する。

今回は、JST事業の出発点でもあったジェンダーの視点を軸としつつ、大学における性的マイノリティへの対応、女性限定公募の是非、理工系女性研究者支援の取組、ダイバーシティ研究科設置の試みなどについて、実践と研究の双方の立場から思索を重ねてきた論者を迎える。各登壇者から論点をご提示いただき、ディスカッサントおよび参加者との議論を通じて、大学から発信されるべきダイバーシティのあり方を検討したい。

司   会: 菅野摂子 (東京科学大学・会員)

趣旨説明 : 桑田薫(東京科学大学執行役副理事(総合戦略・人事システム担当)・非会員)

登壇者(順不同)

河野銀子(九州大学・会員)「女性研究者支援政策は何を変えたのか―大学へのインパクトと政策的限界」

中野円佳(東京大学・会員)「当事者の視点から見た女性限定公募の課題―10大学でのインタビュー調査に基づいて」

福永玄弥(東京大学・会員)「多様性の境界を問う—大学は「多様性」をいかに管理するのか」

田代美江子(埼玉大学・非会員)「ダイバーシティ推進からダイバーシティ科学へ ― 大学・地域・社会をつなぐ実践知の創造」 

ディスカッサント: 海妻径子(岩手大学・非会員)

大会参加者の皆様へ

1. 大会参加および参加費・交流会費のお支払いについて

【参加費】    国際ジェンダー学会 会員(一般): 3,500円 

        国際ジェンダー学会 会員(学生):   500円

        非会員(一般) 4,500円

        非会員(学生) 1,000円  

       シンポジウム2のみ参加 2,000円(非会員のみ購入可・1日目のシンポジウム1には適用されません)

【懇親会費】  一般(会員・非会員とも) 4,000円

        学生(会員・非会員とも) 1,500円

学生の方は、受付時に学生証をご提示ください。

*大会・懇親会への参加申込は、8月31日(月)までにページ下記より手続きをしてください。

(円滑な大会運営のため、参加費は締切までのお支払いをお願いいたします)

締切後のお申込み・お支払いは、区分にかかわらず一律4,500円となります(会員・学生の割引は適用されません)。

<参加申込QRコード>                   https://isgs2026.peatix.com

*参加費の領収書はPeatix上で発行されます。チケットお申込み完了後、注文履歴画面またはお申込み詳細メールから領収データにアクセスしてください。アクセス方法は、URLからご確認ください。

*詳細な領収書が必要な方は、当日受付にお申し出ください。手書きで発行いたします。

2. 保育支援

子育て中の会員の大会参加を支援するため、大会参加にあたって保育サービスを利用された場合、会員一人当たり5,000円の補助を行います。希望される方は、以下の方法でお手続きください。

事前申し込み

・必要事項を記載のうえ、担当者(会計・石黒眞里 )までメールでお申込みください。締切は8月25日(火)です。件名は【大会保育補助希望】としてください。

<必要事項>

会員氏名/所属/住所/電話番号/預けるお子さんの年齢・人数/保育サービスを利用する日・時間/利用する保育サービス業者の名称・場所(HPがある場合はURL)

・予算の都合上、10件程度を予定しており、先着順で受け付けます。定員に達した時点で申込受付を終了しますので、利用される方はなるべく早めにお申し込みください。

大会当日の手続き

・利用日(学会大会当日に限ります)の日付、利用者である会員氏名、お子さんの年齢・人数が記載され

た領収書(または請求書・明細書など、利用を証明できるもの)を大会受付でご提示ください。確認後、5,000円をお支払いします。

事前に申し込みをされていても、領収書等の提示がない場合には補助金をお支払いできませんので、ご注意ください。

*利用にあたっての注意事項

・民間・行政等の別や利用地域を問わず、有料の保育サービス業者を利用した場合が対象となります。友人や親族による預かりは対象となりません。

・大会の両日とも保育サービスを利用した場合も、補助額は5,000円に限ります。

・本制度は会員を対象としています。ただし非会員の方も、申込時までに入会手続きを済ませている場合は利用できます。

書籍等の販売について 

大会会場での書籍販売については、以下の2通りの方法があります。

1)出版社の方にご来場いただき、指定の場所で販売する。

2)会員個人で書籍を販売する。

いずれの場合も、実行委員会では書籍の見守りや売り上げ代金・おつりの管理は行いません。出版社または会員ご自身で、書籍の搬入・販売・管理を行っていただける場合に、販売場所(ディジタル多目的ホール手前のエントランス)を提供します。

*販売を希望される方は、8月31日までに、以下の必要事項を木曽恵子()までメールでご連絡ください。

<必要事項>

 ① 1) 、2)のどちらに該当するか、②会員氏名、③当日連絡のつく電話番号

大会事務局

お問い合わせは下記までお願いいたします。

大会実行委員長 菅野摂子:
副実行委員長  木曽恵子:

大会実行委員
石黒眞里、関根里奈子、島直子、平野恵子、笹川あゆみ、江頭説子、森下恵理子、陳予茜、沼田あや子、諏佐ランカ、藤井崇央、大野恵理、横山美和、田口久美子、高口遼太朗、欧陽珊珊、柘植あづみ、池田恵子、大倉韻

「国際ジェンダー学会 2026年大会のご案内 第3報」PDF版はこちらからご覧ください。

国際ジェンダー学会事務局

Email:

郵送先:〒272-8533 千葉県市川市国府台2-3-1
和洋女子大学 ジェンダー・ダイバーシティ研究所 田口久美子宛

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