国際ジェンダー学会2019年大会ご案内 (第3報)
2019年8月31日(土)~9月1日(日)
立教大学 池袋キャンパス
国際ジェンダー学会
http://www.isgsjapan.org/(ウェブサイト)
http://isgsblog.blogspot.jp(公式ブログ)
個人報告要旨はこちらから閲覧できます
ラウンドテーブル・シンポジウムの内容は学会誌に掲載いたします
大会実行委員長挨拶
国際ジェンダー学会2019年大会を8月31日(土)~9月1日(日)に立教大学にて開催いたします。
8月31日(土)大会第一日目は、午前中にシンポジウム1とラウンドテーブルを行います。シンポジウム1は「SDGs(持続可能な開発目標)に見る生産・消費とジェンダー」をテーマに行います。とくに目標5、目標12に焦点を絞り、持続可能な生産と消費の在り方について、ジェンダー主流化の視点、消費者市民社会の視点から議論を深めます。シンポジウム1の後には、共通テーマのもと自由に議論を交わすラウンドテーブルを3つ開催します。ラウンドテーブル1のテーマは①「当事者・ケア・政策を考えるー産み・育てを素材として」、②「MDGsとSDGsにおけるセクシャル・リプロダクティブ・ヘルスの課題―移住女性の出身国と日本での経験から」、③「ジェンダー視点によるメディア・コンテンツの評価指標の検討」という大変興味深く、時宜を得たテーマとなっています。夜は、立教生に人気のある学食「山小屋」にて懇親会です。奮ってご参加ください。
9月1日(日)、二日目の午前は2分科会にわかれての個人報告です。参加数は例年より少ないですが、大変充実した内容の報告がそろいました。じっくりと報告を聞き、議論を深めていただければと思います。午後は総会ののち、シンポジウム2として「AIとジェンダー」を開催します。AIは社会におけるジェンダー平等に寄与するのか、またジェンダー平等はAIの開発や応用にどのような影響を及ぼすのか、双方向の議論をとおして、Soceity5.0時代の社会を構想してまいります。
本大会に参加してくださる皆さま、大会運営を担ってくださる皆さまに重ねて感謝申し上げます。本大会が皆さまにとって実り多い研究交流の場となりますことを祈念しております。
2019年8月
国際ジェンダー学会2019年大会実行委員長
萩原なつ子
国際ジェンダー学会2019年大会 会場までのご案内
【会場】
立教大学(池袋キャンパス) 14号館(懇親会:学内「山小屋」)
8月31日(土)受付:14号館1階入り口ホール前(12:30~)
9月1日(日)受付:14号館1階入り口ホール前( 9:00~)
【所在地】
〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-34-1
【アクセス】
https://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/
JR各線・東武東上線・西武池袋線・東京メトロ丸ノ内線/有楽町線/副都心線「池袋駅」下車。西口より徒歩約7分。
JR 池袋駅西口より大学正門まで徒歩約7分
地下鉄東京メトロ
丸ノ内線/有楽町線/副都心線 池袋駅西口より大学正門まで徒歩約7分
有楽町線/副都心線 要町駅6番出口より大学正門まで徒歩約6分
西武鉄道
西武池袋線池袋駅西口より大学正門まで徒歩約7分
西武池袋線椎名町駅北口よりマキム門まで徒歩約12分
キャンパス案内図
国際ジェンダー学会2019大会タイムテーブル
8月31日(土)
9:30~11:00 理事会 (D401)
11:00~12:00 評議会 (D401)
12:30~ 受付開始 (14号館1階入り口ホール)
13:30~15:30 シンポジウム1 (D201)
16:00~18:00 ラウンドテーブル (D601,D602,D603)
18:30~20:30 懇親会(於・山小屋 ※大学構内の食堂)
9月1日(日)
9:00~ 参加者受付開始 (14号館1階入り口ホール)
9:30~12:30 個人発表 (D601,D602)
12:40~13:40 総会 (D401)
14:00~16:30 シンポジウム2 (D201)
16:30 閉会
※ 両日とも大学構内には食事・印刷を提供できる施設がありません。各自でご準備をお願いします。
※ 控室(D301)、託児室(D302)
8月31日(土) (9:30~18:15)
9月1日(日) (9:00~16:45)
シンポジウム1 (公開)
8月31日(土)13:30~15:30 D201
SDGs(持続可能な開発目標)にみる生産・消費とジェンダー
<司会>萩原なつ子(立教大学)
■基調講演
阿南久(元消費者庁長官) 「SDGsと消費者市民社会」
■報告
織田由紀子(JAWW) 「SDGsにおけるジェンダー主流化:―生産と消費を中心に―」
上村協子(東京家政学院大学) 「女性農業者と生活協同組合からみる農と食とジェンダー」
■パネルディスカッション
ラウンドテーブル
8月31日(土)16:00~18:00 D601, D602, D603
■ラウンドテーブルディスカッション1:D601
<テーマ>
「当事者・ケア・政策を考える-産み・育てを素材として-」
- ・ 企画者
- 中山まき子(同志社女子大学)
- ・ 司会
- 木脇奈智子(藤女子大学)
- ・ 話題提供者
- 菊地栄 (立教大学)
木脇奈智子(同上)
中山まき子(同上) - ・ コメンテーター
- 上野恵子(東京都中野区役所)
■ラウンドテーブルディスカッション2:D602
<テーマ>
「MDGsとSDGsにおけるセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルスの課題-移住女性の出身国と日本での経験から」
- ・ 企画者
- 田中雅子(上智大学)
- ・ 話題提供者
- 松岡悦子(奈良女子大学)
田中雅子(同上)
齋藤百合子(明治学院大学) - ・ コメンテーター
- 大野聖良(日本学術振興会/神戸大学)
■ラウンドテーブルディスカッション3:D603
<テーマ>
「ジェンダー視点によるメディア・コンテンツの評価指標の検討」
- ・ 企画者
- 笹川あゆみ(武蔵野大学)
- ・ 司会
- 小林直美(愛知工科大学)
- ・ 話題提供者
- 加藤敬子(武蔵大学)
小玉美意子(武蔵大学)
髙橋香苗(明治大学大学院)
田中洋美(明治大学)
村上郷子(法政大学)
個⼈発表(公開)<第1グループ>
9月1日(日)9:30~12:30 D601
<座長> 江藤双恵(獨協大学)
1. 鳥山純子(立命館大学)
中東における「ろくでなし」ジェンダー学の可能性
2. 木村育恵(北海道教育大学)・跡部千慧(静岡大学)・田口久美子(和洋女子大学)・
村上郷子(法政大学)・河野銀子(山形大学)・池上徹(関西福祉科学大学)・
高野良子(植草学園大学)・井上いずみ(公立学校教員)
教員育成スタンダード化政策の課題―女性教員は管理職を目指すのか
3. 郭立夫(東京大学)
万里の長城を歩くクィアたち―「チャイナ・エイズ・ウォーク」における資源と空間
4. 池田恵子(静岡大学)
ジェンダー多様性の視点による防災施策進捗の地方差 ―2008年および2017年の全国調査比較から
個⼈発表<第2グループ>
9月1日(日)9:30~12:30 D602
<座長> 高橋美和(実践女子大学)
1. 阿部貴美子(明治学院大学社会学部付属研究所)
カンボジア農村部の保健センターにおける出産体験
2. 木曽恵子(日本学術振興会/宮城学院女子大学)
少子高齢化するタイの社会福祉と家族―東北部農村におけるケアの実践を中心に
3. 劉楠(山梨英和大学)
中国における地方出身大学生の自立について ―高校から5ヵ年経過後の追跡調査の結果から
4. 福永玄弥(東京大学)
「多様な家族」から「婚姻の平等」へ ―台湾における同性婚の法制化をめぐるポリティクス
シンポジウム2 (公開)
9月1日(日)14:00~16:30 D201
AIとジェンダー
<司会>柘植あづみ(明治学院大学)
■報告
1. 村上明子(日本アイ・ビー・エム株式会社 東京ソフトウエア開発研究所)
「AI開発の世界におけるマイノリティの必要性」
2. 佐野敦子(国立女性教育会館)
「AIはジェンダー平等の敵か味方かードイツにおける「デジタル化」とジェンダーの議論から考えるー」
3. 菅野摂子(立教大学社会福祉研究所)
「日本におけるジェンダー格差とICTの進歩」
■パネルディスカッション
大会参加者の皆様へ
1.大会参加について
大会・懇親会への参加申し込みは、8月19日(月)までにページ上部の<Web申し込みはこちらから>より手続きをして下さい。なお、大会当日の参加も受け付けます。
2.受付
8月31日(土)受付:14号館1階入り口ホール前(12:30~)
9月1日(日)受付:14号館1階入り口ホール前(9:00~)
3.参加費・懇親会費のお支払い
参加費・懇親会費は当日受付で、現金でお支払いください。
1) 参加費:
会員 3,000円
非会員 4,000円
学生(会員・非会員) 1,000円
なお、シンポジウムのみ参加の方は、資料代500円を当日お支払いください。シンポジウム1とシンポジウム2の両方に参加できます。
2) 懇親会費:
会員・非会員 4,500円
学生(会員・非会員) 2,000円
※ 参加費・懇親会費は、当日、受付でお支払い下さい。
※ 懇親会は学内の「山小屋」 にて開催します。
※ 懇親会をキャンセルされる場合にも、懇親会費をお支払い頂きます。どうかご了承ください。
4.書籍販売
書籍販売スペースを、14号館1階受付脇スペースに設けます。ご希望の方は、必ず前もって大会事務局(ota_m@rikkyo.ac.jp)へお申し出ください。スペースに置ける書籍は今大会の登壇者の発表内容と直接関連するものに限ります。
5.託児
例年通り、託児希望に対応致します(お一人当たり半日1000 円程度のご負担をお願い致します)。今年度の申込は8月5日(月)に締め切らせて頂きました。